2014.
07.
22
※ロードバイクの、カスタム&メンテナンス記事です。
参考とされるのは構いませんが、自己責任で行って頂きたく願います。
事故・故障が生じた場合でも、責任は負えませんので、
ご了承頂けます様、宜しくお願いします。
2014.07.20
フロントハブのメンテ、そしてその反省を踏まえて、
次はリアハブをメンテナンスします。
ホイールは「SHIMANO(シマノ)アルテグラ WH-6700」です。
【工具・ケミカル類】

「家具用レンチの15mmを使用」
「バズーカ ペダルレンチ15mm」
「ピンセット」
「トレー」※百均で購入
「フィニッシュライン マルチ ディグリーザー」
「マイクロファイバークロス」
「シマノ プレミアムグリス」※ワイズロードで購入
「ティッシュや綿棒」
「家具用レンチ」と「ペダルレンチ」を使って「ロックナット」を
外します。

正ネジ(右ネジ)なので反時計回りに回して緩めます。
どちらのレンチも精度悪くて使いづらい・・・
15mmのコーンレンチ2本買った方が良い様です。
取り出したパーツを「トレー」に並べました。

左が「ロックナットユニット」と「スチールボール×9」、
右の「ロックナットユニット」は「アクスル」から外しませんでした。
それに「スチールボール×9」です。
左右で混ざらない様に注意します。
もちろん「スチールボール」も混ざらない様に。
「マルチ ディグリーザー」を噴射、「ファイバークロス」と
「ティッシュや綿棒」で清掃します。

右側「玉押し」部分の右にある溝に、真っ黒なグリスが
詰まってたので、綿棒の先を使って取り除きました。
「玉押し」に光沢のある線が一本入ってましたが、フロントハブの様な
虫食いは無く綺麗です。
「パーツ」を取り出した、「フリー」側の中。

細かい砂がこびり付き、「カップ」には黒くなったグリスが付いてます。
「ティッシュや綿棒」で拭き掃除しました。
ケミカル類は使用しません。
中心のギザギザになった所に10mmアーレンキーを差し入れ、
反時計回りに回して「カセット取付ボルト」を抜くと、
「フリーホイール部」が外せるのですが、固くて1mmも
動きませんでした。
「ラチェット」のグリスアップもしたかったのですが、今回は断念・・・
金属のパイプ等を用意して、柄を長くして回してみようと思います。
綺麗になった右側(フリー側)「ハブボディ」の中。

「リアハブ」の「シールリング」は取れそうに無かったので、
無理せず、そのままの状態で作業しました。
左側「ハブボディ」の中。

ピッカピカになりました。
キズ等の傷みもありませんでした。
活躍してくれた「綿棒」達。

黒くなったり茶色くなったりでグリスが汚れてました。
しかし、綺麗なままのグリスも残ってたのですが、
ただ、そのグリスは無色透明です。
これってデュラグリスじゃ無いな・・・
ワイズロードのお兄さん、デュラでは無かったですよ~
「カップ」に「プレミアムグリス」を充填、「スチールボール」を
並べます。

「スチールボール」が並んだ右側(フリー側)の状態。
フロントハブより大きく重いので、落ちない様に注意が必要です。
「スチールボール」が並んだ左側の状態。

ピンセットで「スチールボール」を掴んで並べていきます。
最後の一個は詰まって入りづらいですが、押してやると入ります。
「アクスル」と「玉押し」部分に「プレミアムグリス」を塗りました。

「綿棒」を使うと手を汚しません。
しかし、ネジ部分を擦ってると繊維がほどけてくるので、
付着しない様に注意します。
左の「玉押し」部分にも「プレミアムグリス」を塗ります。

「スチールボール」に引っかけない様に、ゆっくりと「ハブボディ」に
「アクスル」を差し込み、「ロックナット」をねじ込みます。
そして、面倒な作業<調整>を始めます。
探り探りしばらくやってると、左の「ロックナット(玉押し)」だけで
調整したら良いことに気が付きました。
ガタ付きを無くすことに集中、両端をつまんで上下左右に揺らして
ガタを確認します。
左の「ロックナット(玉押し)」を、ねじ込んでいくとガタ付きが
無くなる、当たりが見つかります。
そこから1mm緩めると・・・ガタ付く
また1mmねじ込むと・・・ガタ付かない
0.5mm緩めたら・・・ガタ付かない!
こんな風に、一番緩めたところでガタ付かない位置を探し出す
作業をしました。
おっ決まった!
と、思ったらすかさず、「家具用レンチ」と「ペダルレンチ」を
使って、「ロックナットユニット」を締め込みます。
そして、ガタ付きを確認・・・OK。 回転を確認・・・固っ!
「ロックナット(玉押し)」が微妙に右へ回ってしまった様です。
「ロックナットユニット」を緩ませ、また調整。
それを繰り返して、なんとか作業終了まで持ち込みました
念の為、スプロケを付けずにフレームに戻し、回転を確認します。
バイクは逆さの状態、タイヤの頂点に人差し指と中指を当てて、
1/4周に力を込めて回します。
回転が止まるまでの時間をストップウォッチで測定。
なんと、メンテナンス前と、ほとんど時間は変わりませんでした・・・
ってことはスプロケ付けたら、ラチェットの影響で回転は
悪くなるってこと・・・
また、やり直すことを考えましたが、これ以上ちょっとでも緩めたら
ガタ付いてしまう位に調整出来てます。
これは、グリスの粘度が高いのと、まだ馴染んで無いのが原因だと、
考えることにしました。

スプロケを取り付け、フレームに戻して完了とします。
それでは、フロントハブのメンテナンス時にも行った検査です。
ストップウォッチで回転時間を測定します。
作業前
1回目:49.98秒
2回目:48.08秒
3回目:52.05秒
作業後
1回目:33.89秒
2回目:32.88秒
3回目:38.20秒
・・・やっぱり回転性が悪くなってます。
異音やガタ付きはありません。
しかし、いじった成果が無い・・・と言うか悪くなってるのは
悲しい限り、虚しさだけが残ります・・・
でも、まあ走ってみないと分かりません。
翌日は、やっと雨の予報が消えました。
張り切って試走に出掛けたいと思います








参考とされるのは構いませんが、自己責任で行って頂きたく願います。
事故・故障が生じた場合でも、責任は負えませんので、
ご了承頂けます様、宜しくお願いします。
2014.07.20
フロントハブのメンテ、そしてその反省を踏まえて、
次はリアハブをメンテナンスします。
ホイールは「SHIMANO(シマノ)アルテグラ WH-6700」です。
【工具・ケミカル類】

「家具用レンチの15mmを使用」
「バズーカ ペダルレンチ15mm」
「ピンセット」
「トレー」※百均で購入
「フィニッシュライン マルチ ディグリーザー」
「マイクロファイバークロス」
「シマノ プレミアムグリス」※ワイズロードで購入
「ティッシュや綿棒」
「家具用レンチ」と「ペダルレンチ」を使って「ロックナット」を
外します。

正ネジ(右ネジ)なので反時計回りに回して緩めます。
どちらのレンチも精度悪くて使いづらい・・・
15mmのコーンレンチ2本買った方が良い様です。
取り出したパーツを「トレー」に並べました。

左が「ロックナットユニット」と「スチールボール×9」、
右の「ロックナットユニット」は「アクスル」から外しませんでした。
それに「スチールボール×9」です。
左右で混ざらない様に注意します。
もちろん「スチールボール」も混ざらない様に。
「マルチ ディグリーザー」を噴射、「ファイバークロス」と
「ティッシュや綿棒」で清掃します。

右側「玉押し」部分の右にある溝に、真っ黒なグリスが
詰まってたので、綿棒の先を使って取り除きました。
「玉押し」に光沢のある線が一本入ってましたが、フロントハブの様な
虫食いは無く綺麗です。
「パーツ」を取り出した、「フリー」側の中。

細かい砂がこびり付き、「カップ」には黒くなったグリスが付いてます。
「ティッシュや綿棒」で拭き掃除しました。
ケミカル類は使用しません。
中心のギザギザになった所に10mmアーレンキーを差し入れ、
反時計回りに回して「カセット取付ボルト」を抜くと、
「フリーホイール部」が外せるのですが、固くて1mmも
動きませんでした。
「ラチェット」のグリスアップもしたかったのですが、今回は断念・・・
金属のパイプ等を用意して、柄を長くして回してみようと思います。
綺麗になった右側(フリー側)「ハブボディ」の中。

「リアハブ」の「シールリング」は取れそうに無かったので、
無理せず、そのままの状態で作業しました。
左側「ハブボディ」の中。

ピッカピカになりました。
キズ等の傷みもありませんでした。
活躍してくれた「綿棒」達。

黒くなったり茶色くなったりでグリスが汚れてました。
しかし、綺麗なままのグリスも残ってたのですが、
ただ、そのグリスは無色透明です。
これってデュラグリスじゃ無いな・・・
ワイズロードのお兄さん、デュラでは無かったですよ~

「カップ」に「プレミアムグリス」を充填、「スチールボール」を
並べます。

「スチールボール」が並んだ右側(フリー側)の状態。
フロントハブより大きく重いので、落ちない様に注意が必要です。
「スチールボール」が並んだ左側の状態。

ピンセットで「スチールボール」を掴んで並べていきます。
最後の一個は詰まって入りづらいですが、押してやると入ります。
「アクスル」と「玉押し」部分に「プレミアムグリス」を塗りました。

「綿棒」を使うと手を汚しません。
しかし、ネジ部分を擦ってると繊維がほどけてくるので、
付着しない様に注意します。
左の「玉押し」部分にも「プレミアムグリス」を塗ります。

「スチールボール」に引っかけない様に、ゆっくりと「ハブボディ」に
「アクスル」を差し込み、「ロックナット」をねじ込みます。
そして、面倒な作業<調整>を始めます。
探り探りしばらくやってると、左の「ロックナット(玉押し)」だけで
調整したら良いことに気が付きました。
ガタ付きを無くすことに集中、両端をつまんで上下左右に揺らして
ガタを確認します。
左の「ロックナット(玉押し)」を、ねじ込んでいくとガタ付きが
無くなる、当たりが見つかります。
そこから1mm緩めると・・・ガタ付く
また1mmねじ込むと・・・ガタ付かない
0.5mm緩めたら・・・ガタ付かない!
こんな風に、一番緩めたところでガタ付かない位置を探し出す
作業をしました。
おっ決まった!
と、思ったらすかさず、「家具用レンチ」と「ペダルレンチ」を
使って、「ロックナットユニット」を締め込みます。
そして、ガタ付きを確認・・・OK。 回転を確認・・・固っ!

「ロックナット(玉押し)」が微妙に右へ回ってしまった様です。
「ロックナットユニット」を緩ませ、また調整。
それを繰り返して、なんとか作業終了まで持ち込みました

念の為、スプロケを付けずにフレームに戻し、回転を確認します。
バイクは逆さの状態、タイヤの頂点に人差し指と中指を当てて、
1/4周に力を込めて回します。
回転が止まるまでの時間をストップウォッチで測定。
なんと、メンテナンス前と、ほとんど時間は変わりませんでした・・・
ってことはスプロケ付けたら、ラチェットの影響で回転は
悪くなるってこと・・・
また、やり直すことを考えましたが、これ以上ちょっとでも緩めたら
ガタ付いてしまう位に調整出来てます。
これは、グリスの粘度が高いのと、まだ馴染んで無いのが原因だと、
考えることにしました。

スプロケを取り付け、フレームに戻して完了とします。
それでは、フロントハブのメンテナンス時にも行った検査です。
ストップウォッチで回転時間を測定します。
作業前
1回目:49.98秒
2回目:48.08秒
3回目:52.05秒
作業後
1回目:33.89秒
2回目:32.88秒
3回目:38.20秒
・・・やっぱり回転性が悪くなってます。
異音やガタ付きはありません。
しかし、いじった成果が無い・・・と言うか悪くなってるのは
悲しい限り、虚しさだけが残ります・・・

でも、まあ走ってみないと分かりません。
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張り切って試走に出掛けたいと思います

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