2014.
11.
09
2014.11.07
週末ライダーが脚を鍛えるは峠にあり。
嫌いな坂道を避けて通ってきたのを、積極的に峠攻めする様に
なったのは速く走りたいが為でした。
今年初めて行った「風張峠」「ヤビツ峠」「和田峠」。
走行距離200kmを超える「山伏峠」に行ったり、軽いコースでは
「大垂水峠」「奥多摩湖」へ少し重いギアで上るトレーニングを
してきたつもりです。
結果、今年は全走行中の新記録や、コースレコードを並べることが
出来ました。(もちろん当社比w)
そんなヒルクライムイヤーを締めくくるに相応しいだろう峠道
「柳沢峠サイクリング」に挑みます。
「柳沢峠」とは奥多摩湖の小河内ダム付近から、およそ34km先に
位置する山梨県甲州市の峠。
初めて行く旅路、不安と好奇心をないまぜにしながら出発です。
この日の天気予報、晴後曇 最高気温21℃。
平地は20℃を超えても山では参考にならないので、
上下ウィンタージャージ(おろし立て)を着て行きました。
グローブはGIROのフルフィンガー、寒さを予想してインナーシャツを
サドルバッグに詰めておきます。
6:20出発、起き抜けにスープしか飲んでないので「ファミマ」で朝食、
「そぼろタルタルチキンごはん」¥380と
「ファミマカフェエスプレッソ」¥100で燃料補給しました。
「多摩サイ」に入って、この日はずっと一緒の「多摩川」に挨拶して
走行しますが、あまりスピードに乗りません・・・
体調が悪いのか?と思いつつ走りましたが、どうやら向かい風が
強いせいだったみたいです。
風のおかげで雲一つ無い、抜ける様に綺麗な青空。

白鷺の群れとモノレール、そして冠雪の富士山。
峠からの眺めは最高らしい、その御姿が拝めることを望んで。
8:20、「羽村取水所園地」に到着。

澄んだ青空は本当に気持ちが良いのですが、向かい風がツラい・・・
スピードに乗らず、最近には無い程、序盤すぐに疲労を感じます。
肌寒いのにウィンタージャージの中は嫌な汗をかいてます。
サドルバッグは「オーストリッチ」の大きなものを装着。
いつも入れてる工具や財布等に加え、追加チューブ、
小さなボトルのルーブ、インナーシャツ等を入れました。
9:21、「御嶽」に到着。

この日は仕事を休んで幕張のサイクルイベントに行く予定でした。
しかし、土曜の天気予報が雨に変わったのでサイクリングに
変更したのですが本当に正解と思える綺麗な空。
ただ、風は体力を奪っていきます・・・
10:26、「奥多摩湖」に到着。

(奥多摩湖に来るだけでこんなに疲れる?)そう感じました。
山を上るにつれ向かい風がどんどんと強くなりました。
行く先には雲が流れてます。
来た側は雲が少ない。

山は紅葉が始っていて綺麗です。
塩分補給2粒、それと豆乳クッキーで糖質も補給しました。
フーっと一息、富士山の眺めを希望にして先を目指します。
「奥多摩湖」が見えなくなると道はアップダウンを繰り返します。
そして11:30、「道の駅たばやま」に到着。

平日金曜の行楽地、バイクスタンドにぶら下がるのはわたしの
愛車だけw
ここに至るまでも、いつもは多い観光客の車やオートバイが、
とても少なかったです。
代わりに運搬中のダンプやトラックが多いだろうと覚悟してましたが、
それ程でもありませんでした。
自転車乗りもあまりいないところは寂しいですが、少ない交通量、
そういう意味では気持ち良く走れました。風だけがやっかい
この建物の中が軽食レストラン「R411」さんになってます。
入って食券を購入、お渡し口に近寄ると、
「食券を持ってお待ち下さい」と言われます。
注文の品が信号として厨房へ送られるシステムの様です。
結構混んでる店内、10分程して食券の番号が呼ばれました。
「丹波鹿丼(ピリ辛)」¥650

ピリ辛に加え七味を振りました。
鹿肉にニンニクの芽、ニンジン、タマネギが入ってます。
味付けはピリ辛の酢豚の様な感じです。
鹿肉は鯨の赤身みたいな食感と味。
美味しいですけど、ご飯と合うかな~?な感じ。
味噌汁とか漬物とかなんにも無いですw
昔のサービスエリア的な食事・・・それなり。
ごちそうさまでした。
R411 食堂
山梨県北都留郡丹波山村2901 道の駅たばやま
来た道を望みます。

左の白い線がガードレールで、そこから降りて来ました。
空気は冷たいですが日に当たると暖かい。
汗をかいたので塩分補給2粒しておきます。
出発の準備をしていると小金井から来たと言うドライブの男性に
話しかけられました。
「柳沢峠に行きます」と言ったら、「まだ距離も高さもあるね~」と。
お互いの無事を願いながら別れました。
ここまでもなかなかの山道でしたが。
ここからが本格的なヒルクライム。
峠まではおよそ18km。出発します。
道の駅を出てすぐの赤信号で止まりました。
信号が変わると一人のビアンキ乗りに抜かれます。
奥多摩湖からのこの区間、同じ方向を向いて走るロード乗りは
この一人だけだったと思います。
ヒルクライムをスタートし、呼吸は乱れっぱなしですが、
勾配はそれ程キツくは感じられません。
風もだいぶ和らいで来た様に感じられます。
ゆるゆると走ってると後ろから車のクラクションが聞こえました。
(なんだ?)と思い、過ぎ去る車の後ろ、ドライバーを見ると左手を
振ってます。
多摩ナンバーを確認して、道の駅で話した男性と分かりました。
わたしも左手を振ると、改めて手を振ってくれました。
序盤はそんなにキツくない勾配を進むと「一之瀬高橋トンネル」を
くぐります。
トンネル内も結構な斜度、抜けると山らしいつづら折りの道路に
表情を変えました。
呼吸は更に荒くなりましたが、しかし限界近くまで苦しいと言う程では
ありません。
ただ、長い・・・非常に長く感じます。
風の影響もあり、ここまででもうすでに体力・脚力を使って来たので
8km/h前後のスピードしか出せません。
なおさらゴールが遠く感じられます。
しかし、車は少ない、人もいない、大自然を独り占めにして、
綺麗な景色を眺めながら走りました。
すると、前から車が降りて来ました。
口を開けて呼吸してる顔を何気なく擦れ違う運転席に向けると
満面の笑みで手を振る道の駅であったあの男性の顔が見えました。
(え~もう戻って来たの?)まぁ車だからね・・・w
一礼したのに気づいたかどうか?遠ざかって行きました。
ところどころで行われてる道路工事。
そのガードマンさんに「頑張って下さい」とか励まされながら、
辿り着きました「柳沢峠」、13:45。

18km程の道程を、およそ1時間30分掛けて上って来ました。
標高は1,472mで今までの最高到達地点です。
しかし、本当に長かった・・・左足の裏がしびれて痛いです・・・
それだけにゴールが見えた時の感動もひとしおでした。
あまり意識はして無かったのですが道の駅から出てすぐの信号から
ここまでは足付き無しです。
いくつか工事もあったので、止められずにラッキーでした
そして、綺麗な富士山を拝みに、望める場所に移ります。

見えま・・・せん!!
近くにいたおじさんに、わたしことおじさんが尋ねました。
「富士山の方角はこちらですかね?」
「そうなんだけど今日は見えないね~」
・・・だそうです。
「午後になると山の水蒸気が上がって雲が出来るから」
それで見えないんだ~・・・
午前中なんて来れない・・・しかし次だ!次回を期待しよう!
距離と時刻を確認。

家からすでに103.58km走ってます。時刻は13:49。
この先を下ると山梨県の中心地へ行けます。

山を下り切った所には「塩山駅」が。
そこは距離にして18km、「ルートラボ」によると標高は408m。
奥多摩湖より120m以上、低い土地にあります・・・
「柳沢峠」のヒルクライム真骨頂は「塩山駅」側にあるんでしょうけど、
脚力、体力、時間、全てにおいて行こうなんて1mmも
思いませんでした
なので東京に向かう側を降りて帰ります。

トイレを済ませて、塩分チャージ2粒。
それに「アミノバイタル」で必須アミノ酸を吸収。
ここまでの上りで一回、変な力を入れてしまい右のハムストが
攣りそうになりましたが、やり過ごして事なきを得ました。
しかし、すでに大臀筋が筋肉痛ですw
こちらは本当に綺麗な青空で晴れてるんですけど・・・

先程のおじさんも、風が強いので雲が流れて富士山が
見えるんじゃないかと期待して訪れたそうです。
ドリンクが無くなったので「柳沢峠茶屋」の自販機で、
「アクエリアス500ml」¥160を購入。

ブラジルって・・・古っw
ボトルに移してたら急に寒くなります・・・震える程、寒いです。
トイレに戻ってインナーシャツを着ました。
乾いたシャツが体を温めます。
出発!心地良くダウンヒルです!
と思いたいのですが、やっぱり寒いっ!!
風が冷たいのでスピードを抑えながら下りました。
すると前から高校生くらいに見える3人の若者が上って来ました。
久しぶりに自転車乗りを見ました。
会釈でお互い挨拶をして擦れ違います。
で、上りで絶対寄ると決めた「山の湯宿はまやらわ」さん。
と言っても泊まるわけではありません。
お目当ては「わらび餅」
お土産を販売してますが、お店でも頂けます。
「名水わらび餅」¥680お茶つき
「よもぎ」と「黒糖」から選べ、「黒糖」をお願いしました。
まずは「お茶」が運ばれて来ました。

香りが良い緑茶は、水が良いせいかとても美味しく、
冷えた体を温めてくれます。
そして、「名水わらび餅(黒糖)」

大きく切られた、黒いわらび餅に芳ばしい香りのきなこが掛かってます。
ひとつを半分に切って口に入れました。
メチャクチャ美味しい!
クニクニとした歯触りのあとにトロッと溶けてしまいます。
清涼感のある甘みと、きなこの炒った大豆の香りが良く、
今まで食べたことない美味しいわらび餅です。
とにかく食感が良いので切らずに一個丸ごとほおばってみたくなり
やってみました。
思わずほくそ笑みますw ウマいww
このわらび餅は絶対食べた方が良い!
とても美味しかったです。ごちそうさまでした。
山の湯宿はまやらわ わらび餅
山梨県甲州市塩山上萩原4783-553
http://www.hamayarawa.jp/index.html
下界に降りるにつれ寒さも納まって来ます。

日差しが暖かく気持ち良くダウンヒル。
紅葉を独り占めに楽しみながら走ります。
「一之瀬高橋トンネル」手前のつづら折りになった道路。

この辺りから峠に向かっての斜度がキツくなります。
山肌の紅葉が美しい。
右の崖の上が先程の撮影場所。

坂を下ってトンネルに飲み込まれます。
下に見えるのは川の管理用道路で一般車両は通れません。
山の岩肌と紅葉する森、そして青空と雲。

15:30にもなろうかと言う頃、まだ山梨県。
写真ばかり撮っていても帰りが遅くなるだけw
隆起か沈降かダイナミックな岩肌が眺められます。

そして、早く帰ろうw
15:40頃、「道の駅たばやま」に戻って来ました。

「国産あかしあ蜂蜜」¥1,360は、つれあいにお土産。
「甲州ほうとうクッキー」¥330は、職場へ。
「焼まんじゅう」¥280はわたしのおやつw
クッキーは小さいのでサドルバッグに入りました。
蜂蜜はバックポケットへ、200g+ビンの重量・・・重い・・・
まんじゅうはアンコぎっしりで、甘過ぎず美味しかったです。
16:38、「奥多摩湖」に帰って来ました。

雨が落ちて来そうな雲が頭上を覆いました。
向かう先の空模様、雨本当にヤバイかも…

トイレを済ませ、暗くなってきたのでライトを点灯、
そして早々に出発します。
「奥多摩湖」付近はすでに風がほとんど止んでました。
暗い中、「ジェントスバイクライト」の助けにより気持ち良く
ダウンヒルは続きます。
「ティフォージ」の調光レンズ「ライトナイトフォトテック」も暗いのに
裸眼と変わらない視認性で眼をカバーしてくれました。
しかし「御嶽」と「東青梅」のコンビニで「ジェントス」の電池交換。
1灯分の電池は携帯してましたが、もう1灯は購入です。
そんなに長い時間、点灯してたっけ?疑問に思いながら交換。
(腹減ったな~)
18:00を過ぎた頃、そろそろ夕飯にしようかな?
ふいに坦々麺が食べたくなったので思い付いた中華料理屋さんに
行きました。
18:26分頃、小作駅の「鴻翔」さんに、お邪魔しました。
入口にあったオススメ定食の看板に
「タンタンメン+レタス炒飯」¥880とありました。
おあつらえ向きちょうど良いやと、こちらを注文します。
メニューを眺めて思い出しました。
前に来た時、餃子定食を頂いて、あまり美味しくなかった
お店のやつや・・・
疲労で頭が回らず入ってしまいました・・・気を付けなはれや!
で、10分しないで運ばれて来ました。

そう、ここ量が多いんです・・・
両方ともフツーに一人前ある・・・
まー不味くは無い、フツーに食べられました。
しかし、完食したらそれはそれはお腹一杯になります。
ごちそうさまでした。
鴻翔 台湾料理
東京都羽村市羽加美1-22-5
19:20頃、「羽村取水所園地」に戻って来ます。

暗くて撮るものが無いので光源の調整を撮影しました。
ほぼ灯りの無いサイクリングロードを走る為の調整です。
左のライトで手前を、右のライトは遠くをフォローする様に
調整しました。
さぁ愛車「NIRONE」帰ろうね。

残りはおよそ35km。
なんだろう峠を攻めてパンプアップしたか?そんな効果すぐに出る?
的な感じで脚力切れませんw
30km/h前後で巡航、暗い「多摩サイ」を気持ち良く行進します。
そして「多摩川」とお別れが近くなって恒例の脚力がどれだけ
残ってるかのコーナー「根性見せたらんかい!」
今回は無灯火のママチャリや暗闇のランナーの往来により
最速で広場に突入出来ずとグダグダ・・・
まぁそれ以前に暗くてサイコン見えませんでしたw
20:41、「多摩川の広場」に到着。

こんな時間でも運動してる人がいるんですね。
ってお前もじゃんw
風やら、いつ終わりを迎えるか見えないヒルクライムに、
辟易しながらも、到達出来ると良かったことしか心に残りませんw
綺麗な富士山を絶対に見てやるぞ、塩山駅まで行ってやるぞと、
目標・課題が出来たのも今後の楽しみに取っておけて嬉しい限り
サイクリング最高!!
20:58到着
走行時間=9:13
走行距離=208km
平均時速=22.5km/h
体重変化=67.7kg→66.6kg




週末ライダーが脚を鍛えるは峠にあり。
嫌いな坂道を避けて通ってきたのを、積極的に峠攻めする様に
なったのは速く走りたいが為でした。
今年初めて行った「風張峠」「ヤビツ峠」「和田峠」。
走行距離200kmを超える「山伏峠」に行ったり、軽いコースでは
「大垂水峠」「奥多摩湖」へ少し重いギアで上るトレーニングを
してきたつもりです。
結果、今年は全走行中の新記録や、コースレコードを並べることが
出来ました。(もちろん当社比w)
そんなヒルクライムイヤーを締めくくるに相応しいだろう峠道
「柳沢峠サイクリング」に挑みます。
「柳沢峠」とは奥多摩湖の小河内ダム付近から、およそ34km先に
位置する山梨県甲州市の峠。
初めて行く旅路、不安と好奇心をないまぜにしながら出発です。
この日の天気予報、晴後曇 最高気温21℃。
平地は20℃を超えても山では参考にならないので、
上下ウィンタージャージ(おろし立て)を着て行きました。
グローブはGIROのフルフィンガー、寒さを予想してインナーシャツを
サドルバッグに詰めておきます。
6:20出発、起き抜けにスープしか飲んでないので「ファミマ」で朝食、
「そぼろタルタルチキンごはん」¥380と
「ファミマカフェエスプレッソ」¥100で燃料補給しました。
「多摩サイ」に入って、この日はずっと一緒の「多摩川」に挨拶して
走行しますが、あまりスピードに乗りません・・・
体調が悪いのか?と思いつつ走りましたが、どうやら向かい風が
強いせいだったみたいです。
風のおかげで雲一つ無い、抜ける様に綺麗な青空。

白鷺の群れとモノレール、そして冠雪の富士山。
峠からの眺めは最高らしい、その御姿が拝めることを望んで。
8:20、「羽村取水所園地」に到着。

澄んだ青空は本当に気持ちが良いのですが、向かい風がツラい・・・
スピードに乗らず、最近には無い程、序盤すぐに疲労を感じます。
肌寒いのにウィンタージャージの中は嫌な汗をかいてます。
サドルバッグは「オーストリッチ」の大きなものを装着。
いつも入れてる工具や財布等に加え、追加チューブ、
小さなボトルのルーブ、インナーシャツ等を入れました。
9:21、「御嶽」に到着。

この日は仕事を休んで幕張のサイクルイベントに行く予定でした。
しかし、土曜の天気予報が雨に変わったのでサイクリングに
変更したのですが本当に正解と思える綺麗な空。
ただ、風は体力を奪っていきます・・・
10:26、「奥多摩湖」に到着。

(奥多摩湖に来るだけでこんなに疲れる?)そう感じました。
山を上るにつれ向かい風がどんどんと強くなりました。
行く先には雲が流れてます。
来た側は雲が少ない。

山は紅葉が始っていて綺麗です。
塩分補給2粒、それと豆乳クッキーで糖質も補給しました。
フーっと一息、富士山の眺めを希望にして先を目指します。
「奥多摩湖」が見えなくなると道はアップダウンを繰り返します。
そして11:30、「道の駅たばやま」に到着。

平日金曜の行楽地、バイクスタンドにぶら下がるのはわたしの
愛車だけw
ここに至るまでも、いつもは多い観光客の車やオートバイが、
とても少なかったです。
代わりに運搬中のダンプやトラックが多いだろうと覚悟してましたが、
それ程でもありませんでした。
自転車乗りもあまりいないところは寂しいですが、少ない交通量、
そういう意味では気持ち良く走れました。風だけがやっかい

この建物の中が軽食レストラン「R411」さんになってます。
入って食券を購入、お渡し口に近寄ると、
「食券を持ってお待ち下さい」と言われます。
注文の品が信号として厨房へ送られるシステムの様です。
結構混んでる店内、10分程して食券の番号が呼ばれました。
「丹波鹿丼(ピリ辛)」¥650

ピリ辛に加え七味を振りました。
鹿肉にニンニクの芽、ニンジン、タマネギが入ってます。
味付けはピリ辛の酢豚の様な感じです。
鹿肉は鯨の赤身みたいな食感と味。
美味しいですけど、ご飯と合うかな~?な感じ。
味噌汁とか漬物とかなんにも無いですw
昔のサービスエリア的な食事・・・それなり。
ごちそうさまでした。
R411 食堂
山梨県北都留郡丹波山村2901 道の駅たばやま
来た道を望みます。

左の白い線がガードレールで、そこから降りて来ました。
空気は冷たいですが日に当たると暖かい。
汗をかいたので塩分補給2粒しておきます。
出発の準備をしていると小金井から来たと言うドライブの男性に
話しかけられました。
「柳沢峠に行きます」と言ったら、「まだ距離も高さもあるね~」と。
お互いの無事を願いながら別れました。
ここまでもなかなかの山道でしたが。
ここからが本格的なヒルクライム。
峠まではおよそ18km。出発します。
道の駅を出てすぐの赤信号で止まりました。
信号が変わると一人のビアンキ乗りに抜かれます。
奥多摩湖からのこの区間、同じ方向を向いて走るロード乗りは
この一人だけだったと思います。
ヒルクライムをスタートし、呼吸は乱れっぱなしですが、
勾配はそれ程キツくは感じられません。
風もだいぶ和らいで来た様に感じられます。
ゆるゆると走ってると後ろから車のクラクションが聞こえました。
(なんだ?)と思い、過ぎ去る車の後ろ、ドライバーを見ると左手を
振ってます。
多摩ナンバーを確認して、道の駅で話した男性と分かりました。
わたしも左手を振ると、改めて手を振ってくれました。
序盤はそんなにキツくない勾配を進むと「一之瀬高橋トンネル」を
くぐります。
トンネル内も結構な斜度、抜けると山らしいつづら折りの道路に
表情を変えました。
呼吸は更に荒くなりましたが、しかし限界近くまで苦しいと言う程では
ありません。
ただ、長い・・・非常に長く感じます。
風の影響もあり、ここまででもうすでに体力・脚力を使って来たので
8km/h前後のスピードしか出せません。
なおさらゴールが遠く感じられます。
しかし、車は少ない、人もいない、大自然を独り占めにして、
綺麗な景色を眺めながら走りました。
すると、前から車が降りて来ました。
口を開けて呼吸してる顔を何気なく擦れ違う運転席に向けると
満面の笑みで手を振る道の駅であったあの男性の顔が見えました。
(え~もう戻って来たの?)まぁ車だからね・・・w
一礼したのに気づいたかどうか?遠ざかって行きました。
ところどころで行われてる道路工事。
そのガードマンさんに「頑張って下さい」とか励まされながら、
辿り着きました「柳沢峠」、13:45。

18km程の道程を、およそ1時間30分掛けて上って来ました。
標高は1,472mで今までの最高到達地点です。
しかし、本当に長かった・・・左足の裏がしびれて痛いです・・・
それだけにゴールが見えた時の感動もひとしおでした。
あまり意識はして無かったのですが道の駅から出てすぐの信号から
ここまでは足付き無しです。
いくつか工事もあったので、止められずにラッキーでした

そして、綺麗な富士山を拝みに、望める場所に移ります。

見えま・・・せん!!

近くにいたおじさんに、わたしことおじさんが尋ねました。
「富士山の方角はこちらですかね?」
「そうなんだけど今日は見えないね~」
・・・だそうです。
「午後になると山の水蒸気が上がって雲が出来るから」
それで見えないんだ~・・・
午前中なんて来れない・・・しかし次だ!次回を期待しよう!
距離と時刻を確認。

家からすでに103.58km走ってます。時刻は13:49。
この先を下ると山梨県の中心地へ行けます。

山を下り切った所には「塩山駅」が。
そこは距離にして18km、「ルートラボ」によると標高は408m。
奥多摩湖より120m以上、低い土地にあります・・・
「柳沢峠」のヒルクライム真骨頂は「塩山駅」側にあるんでしょうけど、
脚力、体力、時間、全てにおいて行こうなんて1mmも
思いませんでした

なので東京に向かう側を降りて帰ります。

トイレを済ませて、塩分チャージ2粒。
それに「アミノバイタル」で必須アミノ酸を吸収。
ここまでの上りで一回、変な力を入れてしまい右のハムストが
攣りそうになりましたが、やり過ごして事なきを得ました。
しかし、すでに大臀筋が筋肉痛ですw
こちらは本当に綺麗な青空で晴れてるんですけど・・・

先程のおじさんも、風が強いので雲が流れて富士山が
見えるんじゃないかと期待して訪れたそうです。
ドリンクが無くなったので「柳沢峠茶屋」の自販機で、
「アクエリアス500ml」¥160を購入。

ブラジルって・・・古っw
ボトルに移してたら急に寒くなります・・・震える程、寒いです。
トイレに戻ってインナーシャツを着ました。
乾いたシャツが体を温めます。
出発!心地良くダウンヒルです!
と思いたいのですが、やっぱり寒いっ!!
風が冷たいのでスピードを抑えながら下りました。
すると前から高校生くらいに見える3人の若者が上って来ました。
久しぶりに自転車乗りを見ました。
会釈でお互い挨拶をして擦れ違います。
で、上りで絶対寄ると決めた「山の湯宿はまやらわ」さん。
と言っても泊まるわけではありません。
お目当ては「わらび餅」
お土産を販売してますが、お店でも頂けます。
「名水わらび餅」¥680お茶つき
「よもぎ」と「黒糖」から選べ、「黒糖」をお願いしました。
まずは「お茶」が運ばれて来ました。

香りが良い緑茶は、水が良いせいかとても美味しく、
冷えた体を温めてくれます。
そして、「名水わらび餅(黒糖)」

大きく切られた、黒いわらび餅に芳ばしい香りのきなこが掛かってます。
ひとつを半分に切って口に入れました。
メチャクチャ美味しい!

クニクニとした歯触りのあとにトロッと溶けてしまいます。
清涼感のある甘みと、きなこの炒った大豆の香りが良く、
今まで食べたことない美味しいわらび餅です。
とにかく食感が良いので切らずに一個丸ごとほおばってみたくなり
やってみました。
思わずほくそ笑みますw ウマいww
このわらび餅は絶対食べた方が良い!
とても美味しかったです。ごちそうさまでした。
山の湯宿はまやらわ わらび餅
山梨県甲州市塩山上萩原4783-553
http://www.hamayarawa.jp/index.html
下界に降りるにつれ寒さも納まって来ます。

日差しが暖かく気持ち良くダウンヒル。
紅葉を独り占めに楽しみながら走ります。
「一之瀬高橋トンネル」手前のつづら折りになった道路。

この辺りから峠に向かっての斜度がキツくなります。
山肌の紅葉が美しい。
右の崖の上が先程の撮影場所。

坂を下ってトンネルに飲み込まれます。
下に見えるのは川の管理用道路で一般車両は通れません。
山の岩肌と紅葉する森、そして青空と雲。

15:30にもなろうかと言う頃、まだ山梨県。
写真ばかり撮っていても帰りが遅くなるだけw
隆起か沈降かダイナミックな岩肌が眺められます。

そして、早く帰ろうw
15:40頃、「道の駅たばやま」に戻って来ました。

「国産あかしあ蜂蜜」¥1,360は、つれあいにお土産。
「甲州ほうとうクッキー」¥330は、職場へ。
「焼まんじゅう」¥280はわたしのおやつw
クッキーは小さいのでサドルバッグに入りました。
蜂蜜はバックポケットへ、200g+ビンの重量・・・重い・・・
まんじゅうはアンコぎっしりで、甘過ぎず美味しかったです。
16:38、「奥多摩湖」に帰って来ました。

雨が落ちて来そうな雲が頭上を覆いました。
向かう先の空模様、雨本当にヤバイかも…

トイレを済ませ、暗くなってきたのでライトを点灯、
そして早々に出発します。
「奥多摩湖」付近はすでに風がほとんど止んでました。
暗い中、「ジェントスバイクライト」の助けにより気持ち良く
ダウンヒルは続きます。
「ティフォージ」の調光レンズ「ライトナイトフォトテック」も暗いのに
裸眼と変わらない視認性で眼をカバーしてくれました。
しかし「御嶽」と「東青梅」のコンビニで「ジェントス」の電池交換。
1灯分の電池は携帯してましたが、もう1灯は購入です。
そんなに長い時間、点灯してたっけ?疑問に思いながら交換。
(腹減ったな~)
18:00を過ぎた頃、そろそろ夕飯にしようかな?
ふいに坦々麺が食べたくなったので思い付いた中華料理屋さんに
行きました。
18:26分頃、小作駅の「鴻翔」さんに、お邪魔しました。
入口にあったオススメ定食の看板に
「タンタンメン+レタス炒飯」¥880とありました。
おあつらえ向きちょうど良いやと、こちらを注文します。
メニューを眺めて思い出しました。
前に来た時、餃子定食を頂いて、あまり美味しくなかった
お店のやつや・・・
疲労で頭が回らず入ってしまいました・・・気を付けなはれや!
で、10分しないで運ばれて来ました。

そう、ここ量が多いんです・・・
両方ともフツーに一人前ある・・・
まー不味くは無い、フツーに食べられました。
しかし、完食したらそれはそれはお腹一杯になります。
ごちそうさまでした。
鴻翔 台湾料理
東京都羽村市羽加美1-22-5
19:20頃、「羽村取水所園地」に戻って来ます。

暗くて撮るものが無いので光源の調整を撮影しました。
ほぼ灯りの無いサイクリングロードを走る為の調整です。
左のライトで手前を、右のライトは遠くをフォローする様に
調整しました。
さぁ愛車「NIRONE」帰ろうね。

残りはおよそ35km。
なんだろう峠を攻めてパンプアップしたか?そんな効果すぐに出る?
的な感じで脚力切れませんw
30km/h前後で巡航、暗い「多摩サイ」を気持ち良く行進します。
そして「多摩川」とお別れが近くなって恒例の脚力がどれだけ
残ってるかのコーナー「根性見せたらんかい!」
今回は無灯火のママチャリや暗闇のランナーの往来により
最速で広場に突入出来ずとグダグダ・・・
まぁそれ以前に暗くてサイコン見えませんでしたw
20:41、「多摩川の広場」に到着。

こんな時間でも運動してる人がいるんですね。
ってお前もじゃんw
風やら、いつ終わりを迎えるか見えないヒルクライムに、
辟易しながらも、到達出来ると良かったことしか心に残りませんw
綺麗な富士山を絶対に見てやるぞ、塩山駅まで行ってやるぞと、
目標・課題が出来たのも今後の楽しみに取っておけて嬉しい限り

サイクリング最高!!
20:58到着
走行時間=9:13
走行距離=208km
平均時速=22.5km/h
体重変化=67.7kg→66.6kg




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プロフィール
Author:Tamarider
自転車・グルメ等について触れます
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KUOTA KIRAL 2015
tern Verge P20 2016
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